物件名IM茶屋
探索日2005年5月・2007年1月
廃墟開始不明
分類飲食店舗
規模小規模


ひどい道をひた走り、奥深い山の中にかかる橋まで来ると、なにやら船着場が見えてくる。



山の中に埋もれたあばら家。今回の目的地はここだ。



がけ崩れに見えないこともない船着場跡。地滑り観光。景勝地は景負地に成り果てた。



この橋を渡っていくのだが、TELはこういうのが苦手だ。しかし棒と大声で追い立てて渡る。



「入れないよ!」 とばかりにガードレール。それでも入る馬鹿者がいる。



急斜面に張り付くように建つ。作った人も大変だったろう。物好き迷惑建築。



裏口に回ると、広告看板まである。誰に向けた広告なのか。誰が見るのかトマソン看板。



木造瓦屋根トタン張り。三匹の子豚の四匹目が作った家。



広告看板は病院のもの。ここで急病になった時に便利。超レアケースに備える徹底ぶり。



下層階。崖下なので面積は狭い。テーブルの上をよく見て欲しい。2007年現在。



これは一年半前の写真。上の写真では時計がなくなっている。



次の総理になってほしい人の本。60数年前の決着をつける日は近い。



上階の部屋。左側に写っているタオルはなくなっていた。



窓からの眺め。雑多な植物の集団が見える。これを美しいという奴もいる。



テーブル上には「占領憲法下の日本」。未だ日本は占領憲法下にありますが何か?



ヘタウマな額。飾るほどのものかどうかよく考えよう。権威に騙されずに自分を信じよう。



伊三子は病院にいかなかった。この茶屋の名前は女将の名前から取った。



ここにも新興宗教の足跡。



自分を信じられない者は他人を信じ、他人さえ信じられない者は神を信じる。



なにかとレトロな家具が多い。昔の家具には味がある。今の家具はシンプル過ぎて味はない。



ミニ鏡台。女性がいた事の証。切り盛りしていた伊三子の形見。



昔のトイレは床付近に小さな窓があった。汲み取り水&換気用。



客間。この立地は風景を考慮したことがわかる。窓の大きさ、向きも計算されている。



木製の冷蔵庫があった。氷を入れて冷やすタイプ。今では貴重な品だ。



スイス氷冷蔵器スペシャル。エッチングがナイスだ。



冷蔵庫の取っ手。冷気を漏らさないようにロックできる構造。



釜、ケトル、ひしゃげたアルミのふた。小さな茶屋の愛すべき小道具たち。



経年で風化していくカーテン。人も物も時の流れで朽ち果てる。諸行無常。



そろそろお暇。ここを降りるのは正気の沙汰ではないが、TELは正気じゃないので降りる。



降りると船着場。ここが玄関なわけだ。つまり客は皆、船でここへくる。



この狭い階段を昇って。



コメント TEL
茶屋だとか小料理屋だったとか言われている、酷道・険道アタッカーの方々にはランドマーク的意味合いを持つ物件。

廃道の道中にあり、その昔は景勝地として遊覧船も出て栄えていたそうですが現在はアクセスが悪すぎて冒険野郎達しかやって来ないような状況です。

どこから出た話か判りませんが、営業当時は「美人女将」が切り盛りしていたそうです。
真偽は不明ですが、たった一つ事実なのは
過去の棲家の語り部が女学生時代にここに訪れて、「おじさんに」当時珍しかったりんごをもらった事がある。という事です。

美人女将は思い出には出て来なかったのですが、おじさんが居たのは事実。
※「女学生時代」が何年前かはプライバシーの都合で割愛しました。 

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