物件名 | NG高原ホテル | 探索日 | 2007/4 | 廃墟開始 | 1970年代 | 分類 | 宿泊施設 | 規模 | 小規模 |
他も色々行ったのだが、今回の特集ではこれが最後となる有名物件。
通称チャイナタウン。しかしその名称は間違っている。
蔦で覆われた上、横からも熱帯植物が突き出る。まるでアンコールワットのような景観。
廃墟とはいえ、多くの観光客が訪れる。この日も大盛況だった。
フロントにいきなり大岩。インテリアにする予定だったようだ。
山の頂上に向かって建て増される構造ゆえ、複雑な内部。
オープンはしなかったと聞くが、厨房機器もそろっていた。
ある部分は完成しているが、別の部分はコンクリむき出しという状態で朽ち果てた。
浴場。特に高級感はない。大浴場というほど広くもない。
客室。ベッドもあることから、部屋はほぼ完成していたようだ。一部営業していたのか。
その客室から外を見る。なんにもない所だ。
館内の売店跡。TELは思い出したように二つ目のポッキーを開封した。
別館への連絡通路。非常に心地よい風合い。
コンクリの通路が延びる。伸びる。野蒜。どんだけ歩かせるつもりだったのか。
迷路的構造ゆえ、行き止まりも多々ある。南国リゾート巨大迷路。
カウンターが残る。飲食に使う部屋だったらしいが、大解放されている。
あの別館を目指すべく歩くTEL。ポケットに手を突っ込み、残りの飴玉の数を数える。
飴玉が十分残っている事に安心して軽やかに移動するTEL。ここは外から見えた渡り廊下。
それにしても複雑で長い施設だ。
山のてっぺんに、通称「天守閣」が見える。最終目的地はあそこだ。
ここはまだ建設の初期段階だったようだ。なんにもない。
なにやら古い機械登場。レジ?
「プール入り口」。この先に滑り台付きプールがあった。
TELの撮影技術により、まったくわからないがここがプール。奥に滑り台が見える。
誰がなんと言おうが、ここはプールなのだ。全然そうは見えないがプール。
階段を昇り、滑り落ちてはまた昇る。そんなリゾート。
プールサイド。もう書いてる自分が信じられなくなっているが、プールサイドなのだ。
プールの更衣室には、気持ち悪いほど成長している植物を発見。キモい。全滅しろ。
尻の寄生虫や大腸菌などを始末する塩素消毒。ここで塩素臭くなってからプールに入る。
ゲームコーナーの案内看板。本当に営業してなかったのか?してたんでは??
さて、やっと頂上の天守閣に到着。バッグを開けておやつを取り出すTEL。
天守閣の1階には、車1台分の錆び。見事としかいいようのない錆びっぷり。
途中柱で支えられてない階段。人生を象徴する。
最上階。爽やかな風が吹き抜ける。
見下ろすと、そこはコンクリの一夜城。TELの先祖は三日天下。pcfxの先祖は本能寺で死亡。
それを祭るように、祠は完成していた。
そんなこんなで南国を後にするTEL。すっかり沖縄弁を連発して電話してくるTEL。
マヤーの足跡が刻まれ、肉球遺跡と化した廃墟は、別の意味で複雑な足跡を残している。
コメント TEL | 特徴的な外見が有名な物件です。
所在する県の物件では全国区にその名が轟いています。
キモダメしやサバイバルゲームや廃墟探索などでスゴイ勢いで不正規に再利用されて
いる模様です。
当日、大勢の普通の人が中で観光していたので驚きました。
|
|
|